2020/04/29 17:56
今日は染色のことを少し。
一つは手拭いの柿渋染。柿渋染のマスクをつくりたいので取り急ぎ本日1回目の染め。
一度染だとまだまだ発色していないので、どちらかというと肌色です。
時間をかけてゆっくりあの柿渋の色に発色するのです。
それを何回か繰り返すと独特の茶色になります。

(↑これはいろいろ染めたもの。左から晒し木綿、着物の胴裏絹、和紙、リネン糸。天然繊維ならなんでもOK)
手拭い1枚染めるのに粉末状の柿渋3gで作った柿渋液100mlをちょうど半分使いました。
残り半分で2回目の染をする予定です。

柿渋は鉄に反応するので、ホーローやプラスチック、ステンレスの鍋やバットを使うのですが、
今回の様に少量の時は手拭いと柿渋液をポリチャック袋に入れて染めてしまいます。
その方が柿渋液も無駄にならないのでおすすめです。
もう一つはタデ藍の種まき。
ずっと生葉染をやってみたかったのですが、ここ数年、種まきの時期を忘れてあっという間に夏になるという間抜けな状態だったので、
やっと今年は種まきできました。
写真がないので、フリー素材ですが、、

水やりを忘れるので、直播、直植え。果たしてちゃんと育つのか?
今年は庭の柿で自家製柿渋も作りたいので、さあ、どうなることか。
ちなみに柿渋は仕込んでから使える様になるまで2年ぐらいかかるので、
しばらくは粉末柿渋のお世話になりそうです。